身内への資金援助で負担がかさみ、破産した事例

事件の内容

身内が勉強をする際の教育資金を負担していたところ、徐々に生活が苦しくなっていきました。また、配偶者が入院したため病院代がかかり、最終的に破産したという事例です。

 

結果

免責が認められました。

 

解決までの期間

11か月

 

主な争点

 

 

弁護士のコメント

依頼者が鬱病に罹患していたためか、破産申立てに必要な書類を準備してもらうのにかなり時間がかかりました。
通常、書類を準備してもらってから弁護士が1~2週間で清書をし、足りない書類や不明な点について追加で書類を準備してもらいます。そして最終的に書類が揃った段階で裁判所に破産の申立てをします。必要書類さえきちんと準備してもらえれば、そこから1か月以内には破産の申立てをすることが可能です。事件を受任してから書類を準備してもらうまでに早くて1か月、遅いと半年以上かかる方もいます。事件を受任してから書類の準備に1年以上かかる方は、事件を進める意思がないものとして、やむなく辞任をさせていただいております。
ところで、破産の申立てをする際には、過去10年程度さかのぼって「破産に至った事情」を裁判所に説明しなければなりません。皆さん節目節目について箇条書きで説明してくれることが多いです。そして、いただいたメモと各債権者からの借入時期などを踏まえ、弁護士が文章を作成しています。本件では、依頼者が50ページ以上にも及ぶ超大作を作成してきたため、それを読むのがとても大変でした。そのまま裁判所に提出してしまおうかとも考えましたが、裁判所に余計な作業をさせることになるため、簡潔に2ページ程度にまとめました。裁判所は長文を嫌います。

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