保険会社からの提示額を約120万円増額した事例

事件の内容

依頼者が自動車を運転中、信号待ちをしていたところ、加害者の運転する自動車が後ろからきて追突された事例です。

 

結果

損害のうち、休業損害を大幅に上乗せすることができ、合計で約120万円の増額に成功しました

 

解決までの期間

6ヶ月

 

主な争点

事実関係に争いはなかったので、損害の額だけが問題となりました。

 

弁護士のコメント

裁判を行った場合に認められる可能性のある金額は約800万円でした。保険会社は損害の総額を約600万円と算定し、既支払いの治療費等約320万円を控除した約280万円を提示してきましたが、弁護士が粘り強く交渉をしたところ、400万円の支払いを受ける内容で示談を成立させることができました。

総額約800万円のうち、約720万円(既払320万円+400万円)で示談ができました。訴訟を行った場合には、治療期間や受傷の程度によっては必ずしも全額が認められるとは限りませんので、訴訟前の交渉としては、とても満足のいく内容になったと思います。
先方保険会社から提示された金額は、もうこれ以上増額できないというものではなく、交渉によって増額をすることが可能な場合があります本人自身でも、交渉によって増額を勝ち取ることはできますが、弁護士が交渉を行った方が増額幅が大きいことが多いです。

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