奨学金の返済を断念して破産をした事例

事件の内容

学生時代に奨学金を借りており、社会人になってから返済を開始したが、交通事故にあって収入が減ってしまい、他の金融機関からも借入をするようになり最終的に破産をしたという事例です。

 

結果

免責が認められました。

解決までの期間

7か月

 

主な争点

 

弁護士のコメント

奨学金の返済に窮して破産をするというケースがよくみられます。奨学金を借りる場合には、身内の方が連帯保証人となっているのが通常ですので、破産をすると連帯保証人に請求が行ってしまいます。なので、事前に連帯保証人に事情を説明した上で破産申立てをする必要があります。きちんと説明しておかないと、あとで連帯保証人との関係が悪化してしまうことがありますので注意が必要です。
また、交通事故をきっかけに資金繰りが苦しくなって破産をするというケースがけっこうあります。ローンを組んで自動車を購入したものの、ローンを返し終わる前に廃車となってしまうパターンです。たとえ廃車になったとしても、ローン自体はなくなりませんので、こうなってしまったら大変です。茨城は自動車社会ですので、新たに自動車を購入しなければなりません。そうすると、自動車だけでローンの支払いが2重になります。これが家計に影響して、自転車操業となってしまう事案を数多くみてきました。皆さん、交通事故には気をつけましょう。

 

 

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取手駅前法律事務所

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