被疑者段階で被害者と示談をし、起訴猶予となった事例

事件の内容

認知症の方がアイスピックのようなもので自動車のタイヤをパンクさせてしまったという事案です。

 

結果

自動車の所有者3名との間で示談をした結果、起訴猶予を獲得することができました。

 

解決までの期間

10日

 

主な争点

被害金額が問題となりました。また刑事責任能力も問題となっています。

 

弁護士のコメント

加害者は認知症でした。弁護士が接見に行っても加害者が犯行状況を忘れていて、困ってしまいました。検察官も困っていたようで、被害者との間で示談成立すれば起訴猶予にすると示唆されました。本件を厳密にやるのであれば、精神鑑定を行った上で、刑事責任が問えないということであればそのまま釈放されたのかもしれません。しかし、それだと手続きが煩雑なので、示談を勧められたのでした。
本件は身内が示談で済ませたいということで依頼を受けました。身内の方が捜査機関から聞いていた被害金額と実害に大きな差があったため、示談金を工面するのが大変でしたが、なんとかお金を準備してもらい示談を成立させることができました。示談をする際には、被害者の言い値に従わざるを得ない弱い立場にありますが、今回は修理代の領収書等を用意してもらい、身内の方にも納得してもらったうえで示談にこぎつけています。
私は、被害者の感情にも配慮しつつ、過大な請求についてはきっぱりと応じられない旨を伝えるようにしています。ただ、やはり弱い立場ですので、バランス感覚が難しいですが、被害者と話しをしていくうちに被害者から一定の信頼を得ることができれば、ある程度は法的に妥当な線で納得してもらえることが多いです。

 

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